遠い海外からやってきた
頼もしい仲間
これまでのキャリア
日本語能力検定 N3合格
CAD等を使用し、図面の作成補助を担当
スキルを活かせる環境。
日本語学校を卒業後、福岡の専門学校でIT系の業務を学びました。その後建設会社に就職したのですがなかなか自分が思ったような仕事を任せてもらえませんでした。
専門学校で学んだCADなどのスキルを活かしたいと思っていたのですが、現場での作業ばかり振られていたんですよね。
勤めて6ヶ月ほど経ったある日、仕事について相談していた佐賀県庁から野田建設を紹介してもらい、転職することにしました。
転職の条件にしていたのが「私のスキルを活かせる仕事かどうか」ということ。野田建設が自分のITスキルを欲しいと思ってくれている会社だというところが決めてでした。
入社してからはCADで図面を引いたり、現場監督が必要とする書類面でのサポートをこなしながら仕事について学んでいっています。
「自分の現場」
を持ちたい。
今は下水関係の現場で仕事をすることが多く、今後も下水の現場を中心に経験を積んでいく予定です。
自分が手本にしている現場監督、鮎川さんは仕事のレベルが一段上なんです。現場での言葉が全て勉強になるというか、シンプルで分かりやすい言葉で教えてくれます。仕事のときは厳しく指導されるときもありますが、それは私のために言ってくれてるのだと思っています。
当面の目標は、目の前の仕事をひとつひとつこなしていって、社内でレベルアップすることです。将来的には鮎川さんのような現場監督になって自分の現場を持ちたいです。
建設業界で働く外国人のスタッフはだんだん増えてきていますが、現場監督のサポートをしたりするような人はまだまだ少ないですね。
外国人の現場監督はもっとレアケースで、野田建設にもいまのところ現場監督ができる外国人のスタッフはいません。なので、自分が野田建設での第1号になれるように今後も頑張ります。
日本での結婚。
頼れる会社の
ありがたさ。
昨年結婚したんですよ。妻は私と同じスリランカ人で、日本語学校で出会いました。結婚後に子どもも生まれたんですが、そのときは社長はじめ会社のスタッフの方々に本当にお世話になりましたね。
結婚のときに必要な手続きとか、私だけではちょっと難しいようなことをサポートしてもらったんです。子どもが生まれた時にもいろいろ提出する書類があったりしたんですが社長に教えてもらったりして無事に対応できました。
いつも頼れる人がいるっていう安心感はありがたくて、野田建設で働けているからこそプライベートでも不安なく過ごせてるんだと思います。
不安なことをひとつずつ解消してくれるので、家族のためにしっかり働こうという気になるんですよ。
未来の外国人スタッフの
お手本に。
私が現場で働いていて一番大変に感じるのはやっぱり日本語ですね。仕事中の会話や意思疎通で困ることは無くなってきましたが、現場監督として働くとなると社外の作業員の方や地域の方とも円滑なコミュニケーションをとる必要があります。
また当たり前なんですが仕事をするにあたって必要な資格の試験はどれも日本語。ショベルカーや中型の免許は取らせてもらったんですが、日本人にとっては簡単な試験でも私にとっては難しい、ということもたくさんあります。
簡単にはできないからこそ、後に続く外国人スタッフのサポートをできるようになりたいです。
今は3年ビザで来て、期限が切れたら帰るという働き方をする人が多いのですが、野田建設で長くキャリアを重ねてくれるような人が増えてくれると嬉しいです。
会社が雇える外国人の人数の規定といったこともあって今すぐにとはいかないのですが、地元の友人たちを呼んで一緒に野田建設で仕事をするのが今の私の夢ですね。