業界未経験で
挑戦してくれた仲間

谷口 工将
入社:2021 年 所属:工事部 管路施設課

これまでのキャリア

2006 年
食品業界で勤務
2012 年
店長としてコンビニを経営
2021 年
野田建設入社 補助員として土木工事・上水道工事の現場を経験
2級土木施工管理技士補 取得
2022 年
下水道耐震補強工事の現場を現場監督補助員として経験
2023 年
下水道耐震補強工事の現場の現場代理人を担当する

家族との時間
を求めて。

若い頃コンビニのオーナーを10年ほどやってたんですよ。24時間営業の仕事で昼も夜も休み無く働く職場でしたから、家族との時間がなかなか取れなかったんですよね。それから清掃会社に転職したもののなかなか職場の雰囲気と合わず……。
子どもも大きくなるなかでこのままの生活に限界を感じてくるようになり、何気なく見ていた求人情報が目に留まりました。このときに野田建設に問い合わせをしてみたところから私の生活はすごいスピードで好転していきました。
野田建設に入職する前までたくさんの苦労や、家族には不憫な思いもたくさんさせたなと思います。その時の思いがあるからこそ、今はなによりも妻や子どもたちとの時間を大切にするようになりました。

転職活動のときは業種で絞ることはなく、子どもとの時間を確保できる勤務時間で探していました。正直、判断基準になるのは給与しかなかったです。給与面、福利厚生などからここなら納得できると思い、野田建設を選んだんです。
未経験の職種だったので、会社概要などを見ても仕事内容は想像できなかったですね。

就職氷河期時代を経験してきた私は、面接時に給与交渉で「月18万あれば大丈夫です。」と伝えたことをいまだに覚えています。世の中の厳しさと、年齢的な再就職の難しさを痛感していたところから出てきた金額でした。
今思うと、本当にその金額で生活できたかは定かではないですが、当時どこで転職活動しても年齢や、経験を考慮した際の妥当な数字でした。
「18万より多くもらえるよ。」とキャリアごとの簡単な給与シミュレーションをしていただき、「未経験でも大丈夫ですか?働きたいです。」と伝えました。
そして、33歳で野田建設に入社することになったんです。

30代で挑戦した
未経験の業界。
自分が輝ける
仕事に出会う。

最初は本当に何もわからないですよ。
皆さんが使う道具の名前とかから、まずは座学で教えてもらいました。少し覚えてくると現場で教えてもらいます。その現場っていうのも仕事の幅が広いですから、何をしてるのか全く分かりませんでした。

入って1年くらいはいろんな土木の現場を経験させてもらいましたね。そんな中で取り組んだ下水道の仕事がすごくしっくり来たんです。

現場に入ったときは老朽化してボロボロの配管が、その工事を終えたときには見違えたように綺麗になるんです。自分が手を動かしただけ成果が出るっていうのがすごく自分の性に合ってました。建設業界を経験している方からすれば「何を当たり前のことを」って感じだと思いますが、私にとってはすごく新鮮な経験でしたね。
あと、そもそも狭い場所が好きっていうのもあるかもしれないです。正直マンホール中の方が居心地がいいくらいで(笑)

実際に現場に行くまではどんな仕事なのかすら想像できてなかったんですが、こんなに自分にぴったりな仕事があるのかって思いました。今では下水道の現場専門で仕事をさせてもらってます。本当に毎日面白いですね。

入って1年。
成長のきっかけは
先輩だった。

実は入って1年ほど経ったタイミングで、先輩社員にめちゃくちゃ叱られたことがあるんです。
「プロとして自覚を持つように本気になれ。」「なんのために、この会社に入ったんだ?」「いつ本気になるんだ?」「いつになったらちゃんとするんだ!」……。ここで叱られたことが、自分を変えてくれるきっかけになりました。

自分と先輩二人だけの会議室で、面と向かって怒られて。もちろん、それまで手を抜いてたつもりは無かったんですが、自己評価より、周りの評価が自分の評価。真剣に考えました。
入職できたことで生活も安定してきた安堵感。他業種からきて未経験というのをたてに甘えてたなと。本来「33歳の未経験」という会社としてはマイナス人材なのに、拾ってくれ、手厚く育ててくれる。
いつの間にか、提供されるのが当たり前って思っていた。これに対してもっと真摯に向き合わないとなと考えを新たにしました。

それ以来さらに仕事に身が入るようになりましたし、もっと勉強するようにもなりましたね。
未経験の職場って言っても18歳の新卒と30代の自分では周りからの期待感が全く違っていて、単なる「分からない」という発言でも自分が言うと正直キツいですよ。「まだそんなことも覚えてないのか」ってね。振り返って思えば当たり前の話かもしれませんが、先輩に目を覚ましてもらった気がします。

うちの会社の人たちって、休憩と仕事のスイッチの切替えがすごいんですよ。ついさっきまで和気あいあいとした雰囲気だったのに、現場に戻ると職人の顔つきになるっていうんでしょうか。とことん仕事に妥協しない人たちが揃ってる感じですね。
そういう人たちだからこそ、本気でやったらしっかり認めてくれるんです。これも当たり前と言えば当たり前のことなんですが、誰かが自分の努力を見てくれている環境で仕事ができるっていうのは本当に心強いですね。

大きな怪我をした。
だからこそ伝えられる
ことがある。

土木業なので、危険と隣り合わせの現場も少なくありません。実際私も大きな怪我をしてしまったことがあります。先輩や会社からは何度も注意されていたところだったんですが、集中力が切れたタイミングだったんですかね。

幸い命に別状があるような怪我では無かったんですが、会社や家族に迷惑をかけてしまって。子どもたちのためを思って仕事をしていても、私が怪我をしてしまっては元も子もないですから…。

そして、妻に言われた一言「これ以上怪我したら、会社に迷惑をかけてしまう。」「私たちに色々してくれているのに申し訳ない……。しっかりして……。」
この言葉を聞いて、家族に幸せを提供できていることを痛感しました。そして会社に恩返しをしなきゃいけないなって。
話で聞くのと自分で体験するのではことの深刻さが全く違います。
私のような体験をさせないためにも、今後入ってくるスタッフにはしっかり安全に仕事を進められるように指導をしていけたらと心の底から思います。

でも今はとりあえず、現場で活躍する先輩たちに追いつくので必死ですよ。
免許や資格の取得はもちろん会社がサポートしてくれてるのですが、実技系の資格はある程度年数が必要なのでその経験を積んでいる段階です。

自分がメインで取り組んでいる下水関係の資格を一通り取って、ベテランの現場監督たちが培ってきた確かな技術や野田建設のマインドを後の世代に引き継げるような役割を果たしていきたいですね。

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求める人材

野田建設にこんな人が
来てくれたらいいのに……。

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